日立市に住む外国人の生活ぶりを通して、国際化への理解を深めようという「第13回ひたち国際文化まつり」が、11月14日に開催されました。主催は同まつり実行委員会、ひたちとアジアの文化交流をすすめる会、日立市市民化学文化財団。日立市日中友好協会も共催団体のひとつとして参加。
日立市日中友好協会では今年、中国大使館から借りた貴重な写真パネルを多数用いて、「中国の今昔写真展」を展開。
毛沢東による中華人民共和国建国宣言から、現在の上海における摩天楼まで、中国発展の軌跡を一望できる写真展でした。
さらに中国人留学生学友会も企画段階から積極的に参加し、直轄市・省・自治区・特別行政区の人口や略称といった細部データを記載した中国地図を作成しました。合わせて、上海の魅力を伝えるパネルも作成。当日は、これらを入口のところに掲載。予想以上に多くの来場客が興味津々で見ていました。一度も訪中したことがないため熱心に質問してくる人までいましたが、そこでも留学生たちは丁寧に応対。中国への理解が広まる契機となりました。
その他、中国雑技を紹介する映像、漢字クイズ、中国茶体験、切り絵体験、遊具コーナーなども設置。とくに「踢毽子」(羽根蹴り)は子供たちに大人気。来場者は総勢300人を超え、スタンプラリーの参加者に用意した中国ストラップはすべてなくなってしまうほどの盛況ぶりでした。
イベント終了後は、今回参加した団体すべてが集まっての交流会が開かれました。今回から参加した日立一高、二高といった地元の高校、茨城大学工学部や茨城キリスト教大学の大学生・留学生、中国、韓国、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナム、ラオス、アメリカといった様々な国の人たちとの交流が行われ、会場はコスモポリタンの様相を呈していました。
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