10月19日、私も所属している日立市日中友好協会のBBQに参加し、約40名の中国人留学生と交流してきました。日立市には茨城大学工学部があり、中国人留学生が100人以上通っています。また、日立製作所の工場や関連会社で働いている中国人も多くいます。
日本と中国。国家間の関係は良くなるどころか、むしろ悪くなっているのですが、まぁ私たち一般人はお肉でも食べて仲良くやりましょ~。
一口に中国人留学生といっても、当然ながら年齢や出身地はバラバラ。社会人経験のある人が、キャリアを上げるために大学院に通っている人もいます。日本に留学に来ることができるわけですから、彼らの家の所得は平均より上だと思います。ただ、フェラーリを乗り回しているような極端な富裕層ではないでしょう。要するに、私たちとそれほど変わらないということです。
日本で流れる中国のニュースというと、今では尖閣問題、PM2.5の環境問題、政治家の汚職などマイナスのものばかり。一方で、中国でも抗日ドラマや、日本のマイナスニュースを流しています。これで「仲良くやろうよ」といっても無理な話です。
そこへ行くと、こういった友好交流は非常にわかりやすい。双方それぞれの文化に興味があるので、話も弾みます。私にとっても、若い中国人が何に関心があるのかを知る貴重な機会です。本当はね、こういった交流が、さらにもっと多くの人に拡大していくと状況は変わっていくと思うんですけどね。
一般的に日本人は外国語を勉強するのにとても熱心なんだけど、それを使って交流しようとなると急に術がわからなくなってしまいます。私も留学や仕事の経験がなかったら、同じくわからなかったと思います。だからこそ、こうやって発信するのが自分の役目なのかなと。
世界は海の向こうにだけあるのではなく、こんなに近くにもあるのです。
茨城県北の日立市でこれなら、いわんや東京をや。
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