バーチャル・ハーモニーさん(山野辺 久生社長)に会いに、福島県いわき市小名浜に行ってきました。
同社は、3Dコンテンツの制作を得意としています。下は古文書に書いてあった磐城平城(いわき たいらじょう)を3DCGで復元したものです。歴史ファンの私としては、もう胸アツ。
こうした歴史以外にも、地理・数学・宇宙といった3D教材を多数作っています。目で見るからとてもわかりやすい。あぁ学生時代にこうしたものに出会っていれば、勉強嫌いにならずにすんだものを。
さて、いわき市小名浜といえば、東日本大震災で津波が直撃した地域。同社も小名浜港の間近にあったため、津波が押し寄せ、これまで培ってきた資料もデータもほとんどが流失してしまいました。
それでも、前へ向いて歩きだす小名浜の人たち。同社も元気に事業を継続。
小名浜港も原発事故以降はずっと休業していましたが、10月18日にやっと試験操業が開始されました。本格的な操業に向けて、少しずつ士気が高まっています。
小名浜港にある食堂「うろこいち」で昼食をいただきました。ここは山野辺社長のご実家が経営しており、テレビにもよく登場する人気店です。このお店も津波によって2年近く休業していましたが、地元の方々や常連さんたちの後押しを受け、今では元気に再開しています。刺身定食のボリュームは凄かったです。
小名浜港には、獲れたての海の幸を買ったり食べたりできるいわき市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」(写真左)があります。その先には、国内有数の水族館「アクアマリンふくしま」(写真右)もあります。震災にめげずに前進している小名浜、オススメの観光スポットです。