これは小学生だった私が作った家庭科の宿題。当時、流行っていた『ビックリマン』のヘッドロココというキャラクターを刺繍で作ったものです。
花とか山とか、簡単なものを作れば済むところを、こんなものを作ってしまいました。提出された先生もきっと困惑したことでしょう(苦笑)。
私はこの頃から「将来はモノを創る仕事をしたい」と思っていましたが、どうすればそうなれるのかを教えてくれる大人がいなくて、とても苦労しました。ほとんどの人は「とりあえず、いい学校に行け」というのです。そして、いい学校とやらに行っても今度は「とりあえず、いい会社に入れ」というのです。いやぁ困りました。全然答えになってませんよ、それ。
しょうがないので手探りでやって来ました。遠回りした部分もありましたが、それも経験値になっているので、結果オーライでしょう。今後は、かつての私と同じように迷っている若い人たちにアドバイスできるような存在になりたい、そう思って生きています。
とはいえ、実はそれも結構難しい。私も「とりあえず、いい会社に入れ」と言ってしまいそうになるのです。「茨の道を歩く覚悟でやりなさい」とは、とても言いにくい……。
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