第15回上海国際モーターショー開催

第15回上海国際モーターショー開催第15回上海国際モーターショーが4月21日から、上海新国際博覧センターで始まりました。18の国と地域からメーカー約2000社が参加し、自動車1300台が展示されています。今回のテーマは「イノベーション・フォー・ベターライフ(より良い暮らしへの創造)」で、
29日までの9日間開催。会期中の入場者は約80万人と予想されています。

中国で開催されるモーターショーの規模は回を重ねるごとに大きくなっており、今回の規模も中国開催では過去最大級。使用パビリオン数は2年前の13館から15館に増えました。

海外メーカーの出展で目立つのは、クロスオーバー/SUVといわれるモデルで、メルセデス・ベンツの『GLAコンセプト』や、BMWの『X4コンセプト』などが出展されています。

日本メーカーとしては、ホンダが来年発売予定の量産車『Concept M』を世界初公開しています。同車は、中国をメイン市場として開発されたモデルです。
トヨタも中国市場向け小型車の新型『ヤリス』を出展しています。

尖閣諸島の問題以降、売上が落ち込んでいる日本車ですが、直近の3月乗用車販売シェアは15%と前月比3.2ポイント改善しています。

大気汚染が深刻化する中国にあって、日本のエコカー、電気自動車(EV)、低燃費車は大きなチャンスかもしれません。

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