日刊工業新聞の金融面で担当させていただいている「『地方』から見た中国経済」(毎週火曜日、全8回)。本日、第6回目が掲載されました。記事の写真をクリックすると拡大します。
今回のテーマは「ホテル不足」です。いや~2015年の訪日外国人客数凄かったですね~。1973万7000人で、政府目標の2000万人はもう目の前状態になりました。その4分の1が中国人観光客。「爆買い」はもはや日本全国の風物詩になろうとしています。破壊力あり過ぎでしょ。
ただ、当然ながら課題も出てきました。そのひとつが「ホテル不足」です。皆さんも最近出張した際、ホテルが予約できない。できたとしても高額!という経験をされていると思います。
かつてドヤ街と呼ばれ、誰も近づかなかった山谷は、今や欧米バックパッカーたちのメッカになり、ビジネスホテルからシティホテルには大量の中国人ツアー客が泊まり・・・。あれっ、ここ日本?状態です。
これまでどんなに国際化だ、グローバル化だと叫んでも、ガラパゴス道を邁進してきた私たち日本人にも、ついにグローバル化の厳しい波が押し寄せて来たのであります!!!!
「社長、ホテルが予約できません!!」と泣きを入れている部下も多いことでしょう。
「What do you do?」(さぁ、どうする?)
外部リンク
・「地方」から見た中国経済 日刊工業新聞電子版(※要登録、無料)
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日刊工業新聞 金融面「『地方』から見た中国経済」
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・第1回 成長続ける地方都市に注目
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・第3回 「2、3級都市」、進出の狙い目
・第4回 環境問題解決、日本勢に期待
日本編
・第5回 地方空港活況、次の一手大事
・第6回 ホテル不足解決し商機に
・第7回 一歩先の外国人視点の誘客を
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