『ハヌマタヤナ~ハヌマーンが行く!』を観劇!

京劇俳優・石山雄太さんからお誘いいただき、『ハヌマタヤナ~ハヌマーンが行く!』を観劇してきました。

石山さんはいつもは孫悟空を演じていますが、今回は悟空のモデルになったと言われているインドの猿神ハヌマーンを演じておりました。

さらに今回は、インド古典舞踊、フラメンコ、バリ舞踊、京劇、タブラ演奏と他ジャンルの踊り手さんたちが集結。素人考えながら「これ、うまくまとまるの? 大丈夫?」と心配になっていましたが、観たらビックリ。それぞれの分野で磨き上げた技術がインド叙事詩ラーマーヤナに絶妙に溶け込み、素晴らしいハーモニーを生み出していました。さすがはプロフェッショナルの方々。

フラメンコの靴音は心地よいリズムを奏で、踊るとシャンシャンと音が鳴るインド古典舞踊はダンスそのものが楽器のようでした。石山さんのハヌマーンも、いたずらっ子孫悟空の面影が重なり、笑って観てました。

演者さんたち自身が他分野のプロたちと楽しみながら踊っている、それが観客にまで伝わってくる貴重な観劇体験でした。

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エジプト人とLINEでやり取り


 
先月エジプト人の仕事仲間(日本語ガイド)からLINEをもらいました。コロナ禍で往来ができなくなり、心配してメッセージをくれたのです。それにしてもSNSの発達って、本当に凄いなーと思いました。かつて、国際郵便なら数週間、電報でも数日かかりました。電話やFAXを使えば即日で連絡できますが、バカ高い料金がかかりました。それがSNSなら一瞬で届き、ほぼ無料です。凄まじい進歩じゃないですか!!
 
コロナ禍でしばらく海外出張・旅行はできませんが、こうやって連絡とれるのは幸いです。
相手は日本語でメッセージをくれましたので、お返しに私はアラビア語で「アッサラーム・アレイコム」(こんにちは)と書いて送りました。
 
くねくねしたアラビア文字は読むことも書くこともできません。それでもGoogle翻訳を使ってコピペしたので、送ることができるのです。これも驚異的な技術の進化ですよね!
 
ちなみにこのビジネスパートナーは、アラブ圏の最高学府であるカイロ大学の卒業生です。カイロ大学と言えば、小池百合子東京都知事も卒業生です。小池都知事は昨今、このカイロ大学卒業についての学歴詐称問題で揺れていますが、当のエジプト人たちからはかなりの人気を得ています。そもそも非アラブ圏からの留学生が貴重ですし、その卒業生が母国で要職に就いていることに誇りを感じていると述べていました。

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「ドナルド・トランプ」の中国語表記

 
「東方書店」のFBページに載っていた記事が参考になります。現在、中華圏では「ドナルド・トランプ」の表記が5つあるそうです。

唐纳德・特朗普:中国大陸(簡体字)
當勞・特朗普:香港(繁体字)
當勞・杜林普:マカオ(繁体字)
唐纳德・川普:マレーシア・シンガポール(簡体字)
唐納・川普:台湾(繁体字)

中国語の漢字は表音文字ではないため、外来語には音が似ている漢字を充てます。始めの段階では、その充てる漢字が各新聞社や各地域で異なっています。ただ、バラバラのままだと不便なので、しだいに一つになっていくという流れになっています。

これまでのトランプ氏は大統領選の一候補に過ぎませんでしたが、昨日、一国のしかも世界最強国の次期大統領になることが決定しました。その重要性から考えて、中国語表記も急速にひとつになっていくんじゃないかなと予想されます。

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「ミャンマー投資セミナー」に行ってきました

 
7月29日、国連大学ウ・タント国際会議場にて開催された「ミャンマー投資セミナー」(国際機関日本アセアンセンター、駐日ミャンマー連邦共和国大使館 共催)に行ってきました。一般的にミャンマーという国はあまり馴染みがないかもしれませんが、民主化以降ASEANの中でも成長著しい注目株です。

ミャンマーは日本の2倍の国土で、人口約5,100万人。天然資源に恵まれ、2015年のGDP成長率はASEAN最高の8.3%。加えてタイ、中国、インドといった巨大市場に隣接するという地理的優位性にも大きな可能性があります。

人件費はまだまだ低いため、中国などからのシフトを検討する日本企業も多いようです。今回のセミナーでは、ミャンマー国内および国境を越えてタイなどにまで物流している双日ロジスティクスの責任者が事例を紹介していました。その他、水産加工工場を進出しているニチレイフレッシュも登壇。開発コストが低いメリットがある反面、停電などインフラの未整備があることなどを述べていました。

ちなみに、会場名に名を遺す「ウ・タント」(1909年~1974年)はミャンマー人で、アジア人で初めて国連事務総長になった人物です。国連大学の構想を考え、本部を日本に置くことを決定したのもこの人。つまり、ミャンマー人の誇りと言える人物。そのこともあり、基調講演をしたミャンマー投資委員会委員長兼エネルギー大臣のゼヤー・アウン氏は、「このウ・タント国際会議場で、ミャンマー投資セミナーを開催できて感慨深いものがあります」と述べていました。成長必至のミャンマー、ビジネスに観光に要注目の国です。

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