「水戸黄門」(徳川光圀)を知らない人はほとんどいないでしょう。しかし、彼には「中国人の先生がいた!」ことを知っている人は、どれくらいいるでしょうか?
350年前の鎖国中の日本。異国人がお殿様の先生になるなんて、あり得ない時代。しかし、実在したのです。その名は朱舜水(しゅ しゅんすい)。
中国関係の仕事をしているため、勝手にアンテナが立って、ここ10年ほど独自に調べ続けてきました。かなり詳しくなりましたが、一般的には超マイナーな人物なので、溜め込んだ知識もとくに使い道がないままに。
ところが、そんな朱舜水をテーマにした酔狂な会が11月3日に開催され、光栄にも登壇させていただきました。しかも、サザコーヒー鈴木誉志男会長と対談までさせていただくことに。経済界の重鎮で、母校・東洋大学の大先輩!!同社は学祖「井上円了珈琲物語」も製造しており、大学の顔でもあります。恐れ多いにも程がある。
講話の後、「水戸で生まれ育ったのに、朱舜水を初めて知りました。もっと知りたいです」という方もいて、あぁ、話をした甲斐があったと思いました。当日の詳細記事はこちら。
今後も機会があれば、朱舜水の“推し活”をさせていただきます。
https://leideas.com/2021/12/11/syusunui0/