「『地方』から見た中国経済 第5回」地方空港活況、次の一手大事

160223_nikkanko日刊工業新聞の金融面で担当させていただいている「『地方』から見た中国経済」(毎週火曜日、全8回)。本日、第5回目が掲載されました。記事の写真をクリックすると拡大します。

今回から、日本の地方から中国経済を眺める「日本編」のスタートです。日本ではあまり注目されない「中国経済」という内容に加えて、さらに「地方」とはっ!!どんだけマイノリティなんだよって話です。う~ん、でも今の中国はGDP世界第2位の国なんですけどね~。日本では、中国はまだ人民帽かぶってパンダとカンフーしているイメージなんですかね?

アツイぜ、地方空港!!

今回のテーマは地方空港です。赤字を垂れ流しているイメージの強い地方空港ですが、中国人観光客のおかげで一部の地方空港は盛り上がっています。さらにその盛況ぶりが県内観光に結びついているかどうかについて、静岡空港と茨城空港の二つの例を考察してみました。

現在の静岡空港はなんだかカオスのように盛り上がっています。そこで乗り降りしている中国人観光客は、しっかり静岡県内を観光して宿泊しており、立派に県内経済を潤しています。

一方、我らが茨城空港は上海便の搭乗率が9割以上と絶好調なのですが、残念、茨城県を素通りして東京に向かってしまいます。オーマイガッ!! 最近はひたち海浜公園のネモフィラなどを目当てに観光する人も増えていますが、それでもまだまだですよね。
 ・茨城空港発→現在も大発展中の上海行き

えっ!? 朱舜水をご存じない?

何か、中国人受けするような観光ルートを開発したらどうかと思い、記事に「朱舜水ネタ」を放り込んでおきました。えっ!?朱舜水って誰かって? 朱舜水を知らなくてもこのエピソードは誰でも知っているでしょう。

「日本で初めてラーメンを食べたのは、水戸黄門(徳川光圀)」

あれです。あのエピソードは超有名なのに、肝心の光圀公に中華麺を献上した人物がどうでもいい存在になっています。残念。それこそが朱舜水なのです。詳しくはこちらの記事も見てね。
 ・水戸黄門と朱舜水(※2012年現在)

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「地方」から見た中国経済 日刊工業新聞電子版(※要登録、無料)
「地方空港」から見た中国経済。静岡と茨城の差は何だ!(ニュースイッチ)

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160216_nikkanko日刊工業新聞の金融面で担当させていただいている「『地方』から見た中国経済」(毎週火曜日、全8回)。昨日、第4回目が掲載されました。記事の写真をクリックすると拡大します。

今回のテーマは、中国の大気汚染です。日本のニュースでは、PM2.5で曇っている中国の映像が繰り返し流れたので、よほどの人でないと今の中国に旅行しようとは思わないでしょう。ただ、反応がそれだけというのも寂しいです。「この大気汚染をビジネスチャンスに変えるぜ~!」みたいなクレイジーなチャレンジ精神旺盛な人や企業がもう少し現れてほしい、そう思って書きました。

そこへ行くとIBMとか、マイクロソフトとか凄すぎますね。すでに中国の各級人民政府にネゴシエーションして、ビジネスをまとめ上げたというじゃありませんか。一方で、成都市ではシェアリング・エコノミーのUber(ウーバー)が急成長中とも。一体何なんです? 彼らのエネルギッシュさは?

それでも、日本は足尾銅山事件、四日市ぜんそく、水俣病といった深刻な公害を経験し、それらを克服してきました。実際、川崎市や北九州市などには優れた環境技術を持っている企業も多いのです。こうした企業がもう少し注目されてほしいですね。

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今回のテーマは、長春・大連・フフホト・南京・成都・西安・桂林といった「中国各地の大都市」です。聞いたことがある名前も多いでしょう。観光でも有名ですし、古代・近現代中国史の舞台になった都市もあります。ただ、これからは経済ニュース的にもこういった都市に注目してほしいな~と思って書きました。

ユニクロなんかはさすがで、こういった都市に注目して次々に出店攻勢をかけ、中国市場を切り開いています。

ユニクロの中国展開と世界展開

しかし、日本社会および日本人の不思議なところで、ユニクロおよび柳井正さんは「ブラック企業、守銭奴」という側面が強調されています。むしろユニクロの崩壊を望んでいる人の方が多いような気さえします。たしかにユニクロの離職率の高さなどは改善されるべきですが、海外市場を切り開いている「偉業」の方にも注目した方がいいと思います。

ユニクロを展開するファーストリテイリングは、この資源の乏しい島国・日本のさらに山口・広島といった地方都市からスタートしました。それが七転八倒、一勝九敗を繰り返した末に、今ではアパレル世界ランキング第6位(2014年)まで上り詰めているわけです。ZARA(スペイン)やH&M(スウェーデン)といった世界の猛者たちにガチバトルを挑んでいる姿はカッコ良いじゃないですか!!もちろん中国市場での売上がその原動力になっていることは言うまでもありません。

イチローがアメリカで活躍していることは日本人として誇らしいでしょう。本田圭佑がセリエAで活躍していることも自分のことのように嬉しいでしょう。ですから、ユニクロの活躍もそういう目線で応援してもいいんじゃないかな~と思うわけです。

ただ、多くの人にとっては、「ヤツらだけ儲かってけしからん!どうせ、中国でなんかうまいことやってんだろっ!!」みたいな印象なんでしょうね。こういう感情はいかにも日本人的です。同じ村に住む隣の家が蔵を建てたら腹が立つ。もしくは、同期の出世がとにかくむかつくみたいな感情です。わからないわけじゃないですけどね。

とはいえ、日本の人口が減り続け、国内市場が縮小し、さまざまな面でダイナミックさを失っていくのは確実なことなのです。同族で潰し合うような行為は、結局、自分たちの崩壊につながることを意識しておいた方がいいでしょう。

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今回のテーマは、中国政府が実施している「地方振興策」です。「地方振興策」って何かというと、「西部大開発」という単語をニュースで聞いたことありませんか? 要するに、あれです。あれの他に中国各地で大規模なプロジェクトを長年実施しています。目的は、沿海部との経済格差を是正するためですね。

ただ、私がこうした話題を出したのは、「北京や上海の他にも注目してみたらいかがですか?」とお伝えしたかったからです。地方都市でさえ、凄まじいスピードで変化しているのが今の中国です。少しでもその現実を感じてほしいな~と思っています。なので、ちょこっと武漢(湖北省)について触れました!

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