来た仕事は何でも受けるアンディ・ラウ

来た仕事は何でも受けるアンディ・ラウアンディ・ラウ(劉徳華)。四大天王の一人で、中華圏を代表するスター。
二枚目で、歌もうまい。それでいて、どんなにビッグになっても謙虚。日本以上にトンデモなゴシップが飛び交う中華圏においても、ヘンな噂がほとんど出回りません。素でいい人なのだと思います。

彼の出演作は100本以上。どんな作品でも、来た仕事は引き受けているうちに膨大な数になってしまいました。これも彼がいい人であるがゆえでしょう。
中華芸能界は超狭い世界です。監督を含めた映画関係者のほとんどが、アンディ・ラウの友人・知人。だから、「ラウさん、頼むよ。今度、ウチの映画に出てよ」と言われれば、「ノー」と言わないのだと思います。

andy_lauそれを象徴する最近の出演映画が
『未来警察 Future X-cops』(2010年)。
中華版ロボコップなんだけど、内容はバカバカしさ満点の超B級。デザインにしたって、もう少しカッコ良くしてあげても良かったのではと思うほど。けど、これが中華クオリティなんだと思います。

監督はB級映画を量産してきバリー・ウォン(王晶)。冴羽獠を主人公にしておきながら、銃を使わないというジャッキー・チェンのトンデモ映画『シティハンター』(1993年)の監督といえば、わかりやすいでしょう。

それにしても、普通ビッグになったらふんぞり返ってしまうもんですが、アンディ・ラウは違います。この映画のオファーが来たときも、「出演しましょう」と快諾したわけです。スゴイいい人だ。こんな生き方にシビれます。憧れます。

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