「クーリ」の謎

その日は「クーリ」に振り回された日でした。「クーリ」・・・、一体それは何なのだ?

最近、店舗の紹介記事を作り、その担当から校正のメールが届きました。メールで届いたファイルを開くと、どうやら店舗の所在地を示す地図に修正が入ったようです。手書きで「ローソン」とかが加えられていました。
map_kuri

念のため、私はその方に電話を入れて確認しました。「お店の近くの交差点にはコンビニがあるんだよ。お客さんにとって目印になるから追記しておいて」ということでした。

さぁ地図の修正作業に入ります。コンビニを加えるだけなので、難しい作業ではありません。
しかし、はたと手が止まってしまいました。
「クーリ」って何だ? 私は聞いたことがないけど、目印になるほどの有名な店なのか?
試しに「クーリ」と入力しGoogle先生に聞いてみましたが、それっぽいお店のサイトは存在しませんでした。

そもそも何語なんだ? どんな意味なんだ? Wikiによれば、「クーリ(Coulis)とは、ピューレして裏漉しした野菜や果物から作られる濃厚なソース。フランス語」とのこと。この意味から推測すると、フレンチのお店なのかもしれない。たしかに飲食店なら、サイトを持っていないところもたくさんあります。もしくは、この地域にしかないマイナーなコンビニなのかも。

そこで、この地域に住んでいる仕事仲間に電話をしてみました。「クーリってお店、知ってます?」 しかし、彼は「いやぁ、聞いたことがないけど」と返答。謎は深まるばかり。

本当は直接、仕事の依頼主に聞けば早いんだけど、なかなか聞きにくいじゃないですか。
「えっ、クーリも知らないで仕事をやっているの?」と思われるかもしれないし・・・。

もう一度、この地域をGoogle Mapで調べることにしました。もうこの日は何度見たかわかりません。たしかに、ローソンはある。対面にはセブンイレブンはあるけど、クーリはない
そのとき、何かが閃きました。どうやらとんでもない思い違いをしていたようです。

「クーリ」ではなく、「7-11」、つまり「セブンイレブン」のことだったんです。それが手書きのクセにより、「クーリ」に見えてしまったというわけでした。

( ̄_ ̄ i) ・・・。略字を使うなら、「セブン」か「セブイレ」でお願いします。

ガイドブックではわからないイタリア旅行の裏ワザ

Firenze2月22日、リナ・エ・ジュンコ・インターナショナルの三浦陽一社長が主催した
第4回イタリア旅行セミナー「ガイドブックではわからないイタリア旅行の裏ワザ」に参加してきました。

歴史ファンなので各国の世界遺産や歴史的建造物を見て周りたいという夢があります。なかでも、イタリアはローマ帝国やルネッサンスが栄えた一大拠点。行ってみたい国のベスト3に入ります。

そんな中、三浦さんが招待してくれたイタリア旅行セミナーに、タイミングが良く参加できました。私にとっての中国も同様ですが、海外には住んでみないとわからないことが山のようにあります。それだけに、イタリア在住歴もあり、現在もイタリアとの仕事をしている三浦さんの話はとてもためになるだろうと思っていました。

そして予想通り、かなり多くのことを教えていただきました。ポイントは・・・
観光面
・史跡見学、博物館巡り、ショッピング、スポーツ観戦、食べ歩き。イタリア旅行には何でもある
・だからこそ、目的をしぼって旅行に出かけないと、どれも中途半端になってしまう
・時間の感覚が日本と違う。交通機関でもレストランでも待ち時間を楽しむ余裕が必要
・Buongiorno!(ボンジョルノ)は魔法の言葉。これ言っておけば、たいてい何とかなる! 

食事面
・ガイドブックに載っていない路地裏の店などが実は絶品
・海鮮料理も多く、日本人好みの料理が多い
・スパゲッティは、あくまでパスタの一ジャンル。実はさまざまなパスタがある。

安全面
・観光地はスリが多いので注意。そのテクニックは凄腕で、注意していてもスラれてしまうほど
・駅前や観光地のように人が集まりやすいところほど、スリがたむろしていて危険
・女性は露出が多い服は着ない方が安全

やはり「餅は餅屋」。その道の専門家から聞く話は何よりためになります。三浦さんはAmazonキンドルで電子書籍『日本人の9割が知らないイタリア旅行の裏ワザ~イタリア旅行の知恵袋』も発売しているので、さらに詳しく知りたい人にはオススメです。

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猫ちゃん、そこ私のメモ帳だから!!

私は人からあまり警戒感を持たれない属性といえます。この属性には良いこともあれば、悪いこともあります。

良いことと言えば、人間関係で大きなトラブルはありません。

一方で悪いこともあります。それは、場合によっては人から舐められてしまうのです
ラオウや大豪院邪鬼のような風貌だったら、舐められることはないのでしょうが、
私の風貌はラーメン大好き「小池さん」に似ています。そりゃ、舐められますよね。

さらに悪いことに、舐めてくるのは人間だけではありません!! 動物まで私を舐めるから困ったものです。この間もちょっとしたことがありました。

最近、茨城県内のとある観光農園に取材に行きました。観光農園というのは、イチゴ狩りやメロン狩りを楽しめる農園で、収穫した果物や野菜はその場で食べたり、持って帰ることができます。私はそこの社長さんにインタビューを始めました。

memo-toru私はインタビューするとき、メモ帳を相手に見えるようにして話を聞き、メモを取るようにしています。メモをしている動作を相手に見せることで安心感を持ってもらう、少しだけですがそんな意味があります。逆に書いていることを隠すと、「何か悪いこと書かれていないだろうか」と疑心暗鬼を生むかもしれないと思い、以前からこのスタイルでやっています。

実はメモを見られて困ることは何もないのです。なぜなら、私の字は速記になるととたんに崩れて読みにくくなります。
だから、何を書いているか、わかりっこないのです。しかし、時々自分でも読めなくなるときがあり、そのときは困りますが・・・。

さて、社長へインタビューを進めていると、その農園で飼っていると思われる猫がトコトコ近づいてきました。そして、私たちが座っているテーブルに飛び乗ってきたのです。ちょっと大柄の猫でしたが、愛嬌がありました。思わず「あら~、かわいいですね~」と言いました。

cat-sleepするとこの猫、なんと私のメモ帳の上にドカッと座り、くつろぎはじめました
優雅にくつろぐ猫。エルガーの「朝の挨拶」が流れてきそうな雰囲気でした。

( ̄_ ̄ i) ・・・。・・・・・・。って、
猫ちゃん、そこ私のメモ帳だから!!

またかっ!!と思いました。そうです。こうした経験は初めてではないから分かります。
こいつらは私を舐めているのです。
ナウシカの周りに集まる動物たちは、ナウシカへの敬意があります。しかし、私の周りに集まる動物たちには敬意がなく、自宅のようにくつろぐから困ったものです

それでも私は、その猫をそのままにして社長との話を再開しました。すでに聞きたいことは抑えてあるので、後はメモを取らなくてもよかったのです。話が終わる頃、猫ちゃんの方から別のところへ出かけていきました。

まぁ嫌われているわけではないので、それでいいか。

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人の自慢話を聞く

日立市日中友好協会「春節会」(2014)が開催されました!!

chunjie20142月2日(日)、「春節会2014」(主催:日立市日中友好協会、共催:中国人留学生会)が日立市民会館で開催されました。

この会が始まる前に遡りますが、朝にテレビを見ていたら、「ドイツで開かれている国際会議で、中国の傅瑩氏(外交問題の責任者)と岸田外務大臣が応酬」みたいなニュースがありました。この手のニュースは最近多いですね。海外に駐在している日本と中国の大使同士が応酬っていうもの。たしかに、日中関係は最悪という感じがします。

で、ああいったニュースを見ていたら、フツーの人なら「中国とは仲良くできない!」と思うでしょうね。事実、そういう人は増えているかもしれません。

chunjie2014-2ただ、個人的な考えでは、海外の友人はいた方が楽しいですよ!
彼らがくれるのは生の情報です。テレビやネットから得られる情報とは質が異なります。言葉の習得も早くなります。国益とかそういうのは、すいません頭が悪いんでわかりません。

そんな気持ちを持った状態で、春節祭を準備から過ごしました。中国人留学生たちと部屋の飾り付けをしたり、ギョーザを運んだり、受付したり・・・。彼らは若いのに、テキパキ働くんですよね。自分が彼らの年齢だった頃は、こういう動きはできなかったな~。もちろん日本語もうまいし、茨城大学で学位取得を目指して猛勉強をしています。

皆、いい人と感じました。だから、私も彼らから「いい日本人」と思ってもらいたい。そういう気持ちで働いていくし、生きていきたいです。

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