ブランフォード・マルサリスが日立にやってきた!!

branford01ジャズの生ける伝説ブランフォード・マルサリスが、なんと日立市にやってきたので聞いてきました。いいのか? ヴィレッジ・ヴァンガードやマディソン・スクエア・ガーデンに行かなければ聞けない人だぞ!?

今回の話が実現したのは、ひとえにジャズピアニストである小曽根真さんのおかげです。小曽根さんとブランフォード・マルサリスは、ジャズの名門大学・バークリー音楽大学の同級生という間柄。
小曽根さんは、東日本大震災の直後に日立を含め、日本各地をチャリティツアーしていました。そうしてできた縁によって、私たちはブランフォード・マルサリスの演奏を日立で聞けたというわけです。

マルサリス家というのは家族全員が著名なジャズミュージシャンで、ジャズの歴史を切り開いてきたファミリーです。なかでもブランフォード・マルサリスは、もっとも才能溢れた存在として有名です。

彼もマイルス・デイビスのバンドに所属していたので、やはりマイルス・スピリッツを受け継いでいます。そのため、ロックやクラシックのエッセンスも貪欲に取り入れてきました。かといって決して難解ではなく、その透明感溢れる音色にはジャズのことを知らない人でもグッと来てしまうことでしょう。

また、小曽根真さんも魅力的な方です。ジャズミュージシャンとしての才能はもちろん、そもそも人間の器が大きいと感じます。話し方が温厚で、ジャズに初めて触れるような人たちへの配慮を欠かしません。みんながハッピーになるために相当な努力をしている方だと思います。だからこそ、ジャズ界のビッグネームたちといっしょに世界を駆け巡ることができているのではないでしょうか。

今回のコンサートでも二人の温かい音色を堪能しました。難しいことを考える必要もなく単純に音楽を楽しめました。それにしても、二人とも50代には見えない若さ。やはり、つねにエネルギッシュに生きている人はお若いですね。

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年齢や期間を計算できるDATEDIF関数

「終戦の日である1945年8月15日に生まれた人は、
2013年12月5日現在では何歳と何か月か?」

そういったことを知りたいとき、ExcelのDATEDIF関数(デイトディフ関数)を使えば簡単にわかります。

“関数”と聞くと、数学が苦手だった人は卒倒するかもしれません。私も数学は血管から血が出るほど苦手だったので、その気持ちよく分かります。
しかしExcelの関数は、むしろ人間ができないような複雑な計算をコンピュータが代行してくれるもの。数学嫌いな人ほど覚えておくと“お得”です

Excelで以下のように入力しておきます。
A2には始点となる年月日を、B2には終点となる年月日を入れておきます。
datedif01

DATEDIF関数の基本は「=DATEDIF(始点,終点,”Y”) 」。これで期間を割り出してくれます。
“Y”というのは「期間内の満年数」のことを表しています。

今回は、C2セルに「=DATEDIF(A2,B2,”Y”) 」と入力します。
すると、68という数字が表示されます。終戦の年に生まれた方は、現在68歳。戦後約70年も経つんですね~。

次にD2セルに「=DATEDIF(A2,B2,”YM”) 」と入力します。
“YM”というのは「経過した1年未満の月数」のことを表しています。
ここでは3と表示され、生まれてから68年3か月目ということがわかります。

以下まとめておきます。これでかなりのことが求めることができますよ。
“Y” : 期間内の満年数
“M” : 期間内の満月数
“D” : 期間内の日数
“YM” : 経過した1年未満の月数
“YD” : 経過した1年未満の日数
“MD” : 経過した1月未満の日数