【歴史放談 メルマガ版】第30号 中国、辻井喬日中文化交流協会会長の死去に哀悼の意

今回の目次
1 歴史の小ネタ ●宮崎県議会、古代衣装姿で開催
2 中国の小ネタ ●中国、辻井喬日中文化交流協会会長の死去に哀悼の意
3 役立つ中国語単語 ●メディアに関する中国語単語
4 オススメのコンテンツ

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ブランフォード・マルサリスが日立にやってきた!!

branford01ジャズの生ける伝説ブランフォード・マルサリスが、なんと日立市にやってきたので聞いてきました。いいのか? ヴィレッジ・ヴァンガードやマディソン・スクエア・ガーデンに行かなければ聞けない人だぞ!?

今回の話が実現したのは、ひとえにジャズピアニストである小曽根真さんのおかげです。小曽根さんとブランフォード・マルサリスは、ジャズの名門大学・バークリー音楽大学の同級生という間柄。
小曽根さんは、東日本大震災の直後に日立を含め、日本各地をチャリティツアーしていました。そうしてできた縁によって、私たちはブランフォード・マルサリスの演奏を日立で聞けたというわけです。

マルサリス家というのは家族全員が著名なジャズミュージシャンで、ジャズの歴史を切り開いてきたファミリーです。なかでもブランフォード・マルサリスは、もっとも才能溢れた存在として有名です。

彼もマイルス・デイビスのバンドに所属していたので、やはりマイルス・スピリッツを受け継いでいます。そのため、ロックやクラシックのエッセンスも貪欲に取り入れてきました。かといって決して難解ではなく、その透明感溢れる音色にはジャズのことを知らない人でもグッと来てしまうことでしょう。

また、小曽根真さんも魅力的な方です。ジャズミュージシャンとしての才能はもちろん、そもそも人間の器が大きいと感じます。話し方が温厚で、ジャズに初めて触れるような人たちへの配慮を欠かしません。みんながハッピーになるために相当な努力をしている方だと思います。だからこそ、ジャズ界のビッグネームたちといっしょに世界を駆け巡ることができているのではないでしょうか。

今回のコンサートでも二人の温かい音色を堪能しました。難しいことを考える必要もなく単純に音楽を楽しめました。それにしても、二人とも50代には見えない若さ。やはり、つねにエネルギッシュに生きている人はお若いですね。

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年齢や期間を計算できるDATEDIF関数

「終戦の日である1945年8月15日に生まれた人は、
2013年12月5日現在では何歳と何か月か?」

そういったことを知りたいとき、ExcelのDATEDIF関数(デイトディフ関数)を使えば簡単にわかります。

“関数”と聞くと、数学が苦手だった人は卒倒するかもしれません。私も数学は血管から血が出るほど苦手だったので、その気持ちよく分かります。
しかしExcelの関数は、むしろ人間ができないような複雑な計算をコンピュータが代行してくれるもの。数学嫌いな人ほど覚えておくと“お得”です

Excelで以下のように入力しておきます。
A2には始点となる年月日を、B2には終点となる年月日を入れておきます。
datedif01

DATEDIF関数の基本は「=DATEDIF(始点,終点,”Y”) 」。これで期間を割り出してくれます。
“Y”というのは「期間内の満年数」のことを表しています。

今回は、C2セルに「=DATEDIF(A2,B2,”Y”) 」と入力します。
すると、68という数字が表示されます。終戦の年に生まれた方は、現在68歳。戦後約70年も経つんですね~。

次にD2セルに「=DATEDIF(A2,B2,”YM”) 」と入力します。
“YM”というのは「経過した1年未満の月数」のことを表しています。
ここでは3と表示され、生まれてから68年3か月目ということがわかります。

以下まとめておきます。これでかなりのことが求めることができますよ。
“Y” : 期間内の満年数
“M” : 期間内の満月数
“D” : 期間内の日数
“YM” : 経過した1年未満の月数
“YD” : 経過した1年未満の日数
“MD” : 経過した1月未満の日数

鹿島アントラーズ VS サガン鳥栖戦

antlers0211月23日、鹿嶋市の友人に誘われて、Jリーグ第32節「鹿島アントラーズVSサガン鳥栖戦」(カシマサッカースタジアム)を観戦してきました。アントラーズも優勝争いにからんでいるなか、混戦状態にあるため一敗もできない状況でした。

嬉しかったのは、この間のオランダ戦・ベルギー戦で大活躍だった大迫勇也が出場したこと。遠征から帰国したのは21日でしたから、まさか出てくるとは・・・。ホームの試合であること、優勝に向けて落とすことができない、それほどの試合だったということでしょう。写真中央は、シュートを放つ大迫勇也。
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ちなみに、「大迫半端ないってTシャツ」の注文がオランダ戦後から殺到しているそうですよ!! なんのことかわからない人はググッてください。

両チームとも動きのある、見応えのある試合でした。しかし、結果は残念ながら、1-2でアントラーズの負け。ロスタイムあとわずかで終了というところで入れられたのですから、大ショックでした。この敗戦でアントラーズは5位に後退。事実上、優勝は難しい状態に。首位・横浜マリノスを追っていた浦和レッズ、サンフレッチェ広島も負けたため、30日の次節でマリノスが勝てば優勝することになりました。

kashima-zinguさて茨城県鹿嶋市は鹿島アントラーズで一躍有名になりましたが、実はとてもとても歴史がある町なんです。なにせ鹿島神宮があります。1300年前に編さんされた『常陸国風土記』に鹿島神宮の記述が載っていますから、軽く1000年を超える歴史を持っています。
大化の改新の立役者で藤原氏の始祖・中臣鎌足は奈良の出身ですが、この鹿島の出身という説もあります。たしかに中臣家は神職の家系なので、一理あるかも。

bokudenもうひとり鹿島の偉人で欠かせないのが、生涯無敗の剣豪・塚原卜伝。卜伝も神職の家に生まれ、鹿島神宮で剣の修行を積みました。後に諸国を武者修行で回り、武士や将軍にも剣術を指南するほどの腕前でした。剣豪将軍として有名な足利義輝も弟子の一人です。

鹿嶋市。サッカーファンだけでなく、歴史ファンにもアツイ町です。

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福島県いわき市小名浜に行ってきました

以前、お世話になったバーチャル・ハーモニーさん(山野辺 久生社長)に会いに、福島県いわき市小名浜に行ってきました。
同社は、3Dコンテンツの制作を得意としています。下は古文書に書いてあった磐城平城(いわき たいらじょう)を3DCGで復元したものです。歴史ファンの私としては、もう胸アツ。
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こうした歴史以外にも、地理・数学・宇宙といった3D教材を多数作っています。目で見るからとてもわかりやすい。あぁ学生時代にこうしたものに出会っていれば、勉強嫌いにならずにすんだものを。

onahama01さて、いわき市小名浜といえば、東日本大震災で津波が直撃した地域。同社も小名浜港の間近にあったため、津波が押し寄せ、これまで培ってきた資料もデータもほとんどが流失してしまいました。

それでも、前へ向いて歩きだす小名浜の人たち。同社も元気に事業を継続。
小名浜港も原発事故以降はずっと休業していましたが、10月18日にやっと試験操業が開始されました。本格的な操業に向けて、少しずつ士気が高まっています。

小名浜港にある食堂「うろこいち」で昼食をいただきました。ここは山野辺社長のご実家が経営しており、テレビにもよく登場する人気店です。このお店も津波によって2年近く休業していましたが、地元の方々や常連さんたちの後押しを受け、今では元気に再開しています。刺身定食のボリュームは凄かったです。
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小名浜港には、獲れたての海の幸を買ったり食べたりできるいわき市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」(写真左)があります。その先には、国内有数の水族館「アクアマリンふくしま」(写真右)もあります。震災にめげずに前進している小名浜、オススメの観光スポットです。
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「第11回ひたち国際文化まつり」が開催されました

11月17日、「第11回ひたち国際文化まつり」が開催されました。これは日立市内に住む外国人の文化をよりよく知ってもらうために始められたイベントです。
私も所属している日立市日中友好協会も共催しており、中国人留学生たちが主体となって中国の文化を発信しています。

日立市在住の外国人というと、やはり中国人が一番多いわけですが、実は韓国、インド、ベトナム、フィリピン、ネパール、タイ、カンボジア、ラオス、アメリカ、イギリスなど多種多様。茨城県北の地方都市でさえ、これだけいるわけですから、今の日本がどれだけグローバルかが伺えます。
とはいえ、そうした外国人たちと接点を持っている日本人は、極わずか。外国人が困ったことに直面しても、なかなか解決できないというのが現実です。だからこそ少しずつでも交流の機会を増やしていこう、このイベントにはそうした思いが込められています。

hitachi-international01日立市日中友好協会では、中国の文化が伺えるパネルを展示したり、中国茶を振舞ったり、中国の伝統的な玩具で遊んでもらったりしました。ご家族で遊びに来た人も多く、子供といっしょに遊ぶ中国人スタッフの姿がほほえましかったです。これが、森秀男会長が普段言っている民民外交(民間外交)というものなんだなとしみじみ思いました。


36jiさて、私個人の最大の収穫は、
「三十六計、逃げるに如かず」でした。なんのこっちゃ?と思うでしょう。実は、会場に左の竹簡風の土産品が置かれていたんですよ。
そこには「三十六計」という物々しいタイトルが。そして、中国人スタッフたちがいろんなことを教えてくれました。

「この竹簡には三十六の計略が書かれています。美人計・空城計・反間計・苦肉計・連環計・・・。これら聞いたことありませんか? 
そう『三国志』に出てくる計略ですよ」と。
たしかに苦肉の策とか今でも使いますね。男が美人計に弱いのはいつの時代でも同じか。

「これらの計略を以ってしても形勢が不利なときは、最後の切り札、それが走為上です」
あぁ、これが日本では「三十六計、逃げるに如かず」として有名になったんですね。
他の35の計略を差し置いて、逃げる計略が一番有名になった、それが日本のお国柄ってことですかねぇ。
話をしていて新しい発見がある。逆に日本のことを気付かせてくれる。それが海外の友人のありがたさだと感じました。

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